調剤薬局は、病院や診療所で処方された薬を受け取るための場所です。薬剤師が必ず常駐していて、処方箋に基づいた調剤を行ないます。
しかし、どの薬局を選ぶかによって、サービスや価格が異なることはご存じでしょうか。本記事では調剤薬局を選ぶ際のポイントについて解説します。
調剤薬局をサービスで選ぶ
調剤薬局は、病気や疾患を抱えて訪れる場所であるため、自宅や職場からの距離やアクセスの良さが重要です。特に、高齢者や体の不自由な人にとっては、近くにあることが大きなメリットとなります。
駐車場の有無や、処方薬以外に取り扱っている商品についても知っておくと便利です。自分の体調や飲んでいる薬と、健康食品などの飲み合わせも質問も可能です。
近年、インターネットやFAXを利用した調剤サービスを提供している薬局が増えています。事前にメールやFAXで処方箋を調剤薬局へ送り、薬の準備が整った頃に受け取るという仕組みで待ち時間を短縮できます。
また、薬によってはその薬局に在庫がなかったり、不足していたりすることがあります。調剤薬局によっては不足分を配達しているところもあるので、受け取りの際に確認するようにしましょう。
調剤薬局を質や価格で選ぶ
調剤薬局の質は、飲み合わせの確認や副作用の防止に大きく関わってきます。そのため、薬剤師から薬を渡される際に、丁寧な説明がある薬局を選ぶようにしましょう。また、薬剤師による的確なアドバイスがあると、生活習慣の改善や薬による治療効果を高めることにつながります。
また、調剤薬局で支払う額は、調剤報酬という厚生労働省が決めるルールに基づいて定められています。調剤体制によって異なる調剤基本料や、時間帯による加算の違いなどによって、調剤薬局での窓口負担額は、同じ薬でも異なります。
まとめ
病院や診療所で発行される処方箋は、全国どこの調剤薬局でも受付可能です。ただし、なるべく自分に合った調剤薬局を選びたいところです。
調剤薬局を選ぶポイントは、サービスや質、価格などです。薬剤師の説明が丁寧なところや、サプリメントもいっしょに購入できるところ、事前にインターネットで処方箋を送れるところなどはよいでしょう。
また、立地も重要となります。アクセスがしやすい調剤薬局のほうが、もしものときに便利です。
本記事を参考に、自分に合った調剤薬局を選ぶようにしましょう。
